院長あいさつ

 当院は、山形県内陸部の長井市というところにあります。山形県の最上川という大河は日本海に注いでおり、昔は北前船の荷がその最上川を遡って長井まで舟で運ばれており、海と つながっているということから、「川の港」とも呼ばれております。
 そのような地に、江戸時代の後期に長崎で医学を修めて、医院を開業したのが、当院の始まりです。
 法人名の「杏山会」は、杏子の実にあやかり、患者様の病と心身が癒され、患者さまもご家族も、医療者である私たちも、共に喜びを分かち合えることを願って名付けられました。
 そのような歴史と思いを背景に、外来、精神科病棟、認知症疾患治療病棟、内科療奏病棟、 就労継続支援B型作業所、重度認知症患者ディケア、認知症初期集中支援チーム、グルー ブホームなど、通院や入院の治療はもちろん、治療中•治療後の生活支援など、医療と福祉 の両面に力を入れております。うつ病、適応障害、統合失調症、依存症、認知症性疾患、発 達障害、てんかんなどの精神科関連疾患とともに、内科系の治療も含めて、身体拘束なしの 診療を心がけております。
 心や身体の健康にご不安のある方は、お気軽にご相談ください。
 それから、当地の地域医療や当院にご関心をお持ちになりましたら、是非私たちと一緒に 働いてみませんか?笑顔でお待ちしております。

理念

人権を尊重した優しい医療
自由で開放的な医療
地域に開かれた医療

当院の理念は人権を尊重し、患者様に寄り添った優しい医療を提供することです。また、自由で開放的な医療を行い、患者様が安心して治療を受けられる環境を整えています。さらに、地域に開かれた医療を追求し、地域の皆様の健康と幸福に貢献することを使命としています。

基本方針

  • 患者様の人としての尊厳と権利を大切にします
  • 十分な説明と同意のもとに患者様およびご家族とともに考える医療を行います
  • 社会復帰の促進に力を注ぎ、患者様の自立を支援します
  • 地域社会との交流を深め、「医療」「保健」「福祉」が一体となった医療の提供に努めます
  • 職員は日々の努力を怠ることなく、調和のとれたチーム医療を実践します